先輩社員にインタビュー

Interview

周りを巻き込みながら

新しいアイデアを

形にするのがおもしろい

歌劇事業部

チケット・劇場運営担当

2022年入社

現在の仕事内容は大きく2つに分かれています。ひとつは、宝塚大劇場を運営する業務。お客様をお迎えし、お席までご案内するほか、チケット情報の管理や配席・発券業務、1日の売り上げ計算といった業務も担当しています。
もうひとつは、宝塚歌劇唯一の公式会員組織である「宝塚友の会」の運営業務です。主として会員の皆様からのお問い合わせに対応するコールセンターの管理業務や、宝塚友の会が主催するイベントの企画・運営などを行っています。
これまでの仕事で特に印象に残っているのは、コロナ禍で見合わせていた宝塚友の会の有観客イベントを、3年ぶりに開催できたことです。3年ぶりということで、自分自身も初めての経験でしたが、多くのお客様に楽しんでいただけるよう、運営方法も見直しました。そのときに役立ったのが、普段から劇場に立ち、お客様の様子やスタッフの動きを見てきた経験。これまで蓄積してきたノウハウを生かしながら、多くの関係者の協力のもとイベントを成功させられたことは、大きな自信につながりました。
今はまた、新たなイベントを企画中です。運営方法をさらにブラッシュアップしたいと考えているので、プライベートでも商業施設で開かれているイベントに遭遇したときには、進行の流れや裏方周りの動きをついつい観察してしまいます。
私が感じる歌劇事業部の魅力は、伝統を守り続けるだけではなく、時代の流れに合わせて変えるべきところは変えていくという風潮があり、上下分け隔てなく自由に意見を言えるところです。イベントの開催方法だけでなく、日常業務のなかでも「もっとこうしたらいいのでは」と気づいたことがあれば、自分から積極的に提案するようにしています。そうした提案が採用され、牽引を任せてもらえた際に、多くの人を巻き込みながらチームとして進めていくことにも、組織で働いているからこそのやりがいとおもしろさを感じています。

1日のスケジュールを
教えて!

Pick up schedule

コールセンター対応

宝塚歌劇の運営は、複数の企業が協力して行っています。宝塚友の会のコールセンター対応もそのひとつ。基本的な業務は他社に委託しており、当社ではその管理を行っています。システムエラーなど、解決の難しいトラブルがあればご連絡を受けて当社で原因を対応。同じく、劇場のフロント業務も委託会社と協力しながら行っています。

もっと知りたい、
気になること。

Q.就職の決め手は?

A.京都で生まれ育ったので、昔から阪急電鉄に親しみを感じていたのが最初のきっかけです。宝塚歌劇を鑑賞したことはなかったのですが、未知の世界であることにむしろ魅力を感じました。入社の決め手になったのは、面接で私の人柄を見てくださっていると感じたこと。その際にお会いした社員の方の人柄に惹かれて、就職を決めました。

Q.職場の環境や雰囲気を教えて!

A.エンタテインメントに関わる仕事のせいか、ユニークで人を楽しませるのが得意な社員が多いです。個性を尊重する空気があり、いつも自然体で自分らしく過ごすことができています。いつも和気あいあいとした雰囲気で、大爆笑が巻き起こることもしばしば。ベテランの方々が多いため、困ったときには支えてもらえるという安心感もあります。

Q.この仕事のたいへんなことは?

A.舞台は「なまもの」なので、突発的なトラブルは避けられないことです。トラブルが起こっても、開演から終演までの決まった時間の中で解決する必要があります。上司に相談しながらできるだけ迅速に対応するように努力しています。

Q.ランチタイムはどんなふうに過ごしている?

A.お昼休憩は11:30〜14:30の間の1時間。公演中はとくに緊急対応が必要になることもあるので、事務所が無人にならないように、公演のスケジュールに合わせて社員同士で調整しながらタイミングをみてとっています。劇場の外にも飲食店はたくさんありますが、私は毎日社員食堂を利用。食堂の方が私の顔を見ると「ごはん大盛りね」と声をかけてくれるところに、あたたかさを感じています。

Q.今後の目標は?

A.イベント運営の経験などを通じて、関係各社との調整力や顧客対応力、課題解決能力は向上したと感じています。今後の目標は、発信力を鍛えること。会議で発言する頻度を高めていきたいです。自分の考えを積極的かつ説得力をもって提案できるようになることで、より多くの仕事に深くまで関われると考えています。

学生へのメッセージ

私は大学時代、スポーツ系の学部で学んでいたので、舞台はまったくの畑違いでした。宝塚歌劇を初めて観賞したのも入社してからです。同期や先輩、後輩を見ても、バックグラウンドはさまざま。もちろん、宝塚歌劇が大好きで阪急電鉄を志した社員もいますが、全員が舞台や設備に関する詳しい知識をもっているわけではありません。
それよりも、ここで仕事をするうえで必要なのは元気さや素直さだと感じています。宝塚歌劇はたくさんの人が関わることで成り立っているため、気持ちよくコミュニケーションを取れることが大切です。
これから選考を受ける方は、肩肘を張りすぎず、これまでの経験や職種に興味をもった経緯を素直にお話されるのが一番だと思います。