学生時代、最寄りの小さな駅で顔見知りの駅員さんが「おかえりなさい」「いってらっしゃい」と声をかけてくださっていました。その言葉にあたたかさを感じたのが、鉄道の仕事に興味を持ったきっかけです。
乗務助役の仕事は、運転士や車掌の指導と監督。日々、多くの同僚と話をしています。時代が変わっても、私たちの仕事はリモートにできません。だからこそ、対話を大切にしたいと思っています。社員同士のつながりで忘れられないのは、車掌見習いをしていたときの指導員が定年を迎えられたときのこと。最後の乗務の日、私は運転士としてペアを組みま
した。「この車内アナウンスを聞けるのはこれが最後」と思うと、感謝と寂しさで胸がいっぱいになったのを覚えています。今は乗務助役として、運転台や車掌台に添乗する機会が多くなりました。お客様に快適さをお届けするための各自の工夫が見られて、とても興味深いです。
鉄道業界はもともと男性中心でしたが、女性の車掌・運転士も珍しい存在ではなくなりました。女性のお客様にとっては、よりお声がけいただきやすい環境になったのではないかと思います。今後は女性の監督者がさらに増えていくことを期待しています。
学生時代、最寄りの小さな駅で顔見知りの駅員さんが「おかえりなさい」「いってらっしゃい」と声をかけてくださっていました。その言葉にあたたかさを感じたのが、鉄道の仕事に興味を持ったきっかけです。
乗務助役の仕事は、運転士や車掌の指導と監督。日々、多くの同僚と話をしています。時代が変わっても、私たちの仕事はリモートにできません。だからこそ、対話を大切にしたいと思っています。社員同士のつながりで忘れられないのは、車掌見習いをしていたときの指導員が定年を迎えられたときのこと。最後の乗務の日、私は運転士としてペアを組みました。「この車内アナウンスを聞けるのはこれが最後」と思うと、感謝と寂しさで胸がいっぱいになったのを覚えています。今は乗務助役として、運転台や車掌台に添乗する機会が多くなりました。お客様に快適さをお届けするための各自の工夫が見られて、とても興味深いです。
鉄道業界はもともと男性中心でしたが、女性の車掌・運転士も珍しい存在ではなくなりました。女性のお客様にとっては、よりお声がけいただきやすい環境になったのではないかと思います。今後は女性の監督者がさらに増えていくことを期待しています。