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Message運輸部長メッセージ


Hiroaki Mouri 毛利 裕明
都市交通事業本部
運輸部長
みなさんの『一人ひとりの力』が積み重なり、
明日の阪急ブランドを創る
みなさんが日頃利用している鉄道は、現代社会においてなくてはならない存在です。時間通りに電車を運行し、何事もなく目的地にお届けするという日々の“あたりまえ”を提供するために、私たち現場の社員一人ひとりが常にお客様を意識し、日々の職務に努めています。
近年は、地震や大雨、台風などの自然災害が頻発するようになり、また災害自体の被害も甚大になっており、鉄道の運行にも大きな影響を受けています。さらに、猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大が社会を一変させました。みなさんも、学生生活などにおいて電車に乗る機会が減ったのではないでしょうか。私たちにとっても、この状況下においてお客様のためにできることは何か、と自らに問いかけるきっかけとなりました。
お客様に安心して電車をご利用いただくため、自然災害に対する備えとして設備の増設や補強、また運行などに関する取扱いの変更を行っています。加えてコロナ対応では、電車内での感染をできるだけ抑えられるように抗ウイルス加工を行い、空調装置を改造し常時換気を行うなど、様々な取り組みを進めております。
今後、コロナ禍も落ち着き、外出する機会が増えていく中で、以前のように阪急電車を“あたりまえ”にご利用いただける日常を取り戻せるよう、そして、阪急電車に乗って外出することが今まで以上に嬉しいと感じていただけるように取り組んでいくことが、100年以上の長きにわたって私たちに信頼を寄せてくださるお客様への責務だと考えています。
当社は、お客様から高い評価をいただいており、関西の住みたい街ランキングにも多くの駅が上位に入っています。これらは、お客様からの期待と信頼の表れだと感じています。しかしながら、これらの評価に慢心することなく、10年先、50年先、次の100年先までも、お客様に信頼していただけるよう、日々の努力を続けていかなくてはなりません。
そのためにも必要となるのが、阪急電鉄の鉄道従事員を志すみなさん『一人ひとりの力』です。鉄道会社の現業職の仕事は、時に予測不能な事態への対応が求められ、厳しく大変な局面もありますが、それ以上に、社員『一人ひとりの力』を結集することが、お客様の安全・安心・快適につながっていると実感できる仕事であるといえます。
私たちは、みなさんが気持ちよく働くことができ、鉄道のプロフェッショナルとして活躍する場を準備しています。鉄道従事員としてはもちろん、人としての魅力を高め、多くのお客様の日々の“あたりまえ”を支える一員として、明日の阪急ブランドを共に築きましょう。