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KOBE line

TALK SESSION OF KOBE安全運行を守るためには
なにより自己管理が大切

神戸線 従事員

関西の住みたい街ランキングでNo.1に選ばれ続ける西宮北口を中心に、住宅や学校の多い街中を走る神戸線。通勤・通学、お出かけなど、地元の方々の大切な移動手段として親しまれているこの地域で、運転士・車掌・営業スタッフはどのような気持ちと姿勢で仕事に取り組んでいるのでしょうか。

中村 太一

中村 太一

都市交通事業本部 運輸部
神戸線運輸課 運転係 運転士
2011年入社

藤原 麻衣

藤原 麻衣

都市交通事業本部 運輸部
神戸線運輸課 運転係 車掌
2015年入社

今井 祐介

今井 祐介

都市交通事業本部 運輸部
神戸線運輸課 西宮北口駅管区 営業スタッフ
2017年入社

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theme 01 住みたい街No.1の沿線を走る
その誇りを胸に

今井

神戸線、特に私が勤務している西宮北口駅管区には、「阪急西宮ガーデンズ」や「兵庫県立芸術文化センター」など、魅力的な施設が多いのが特徴です。西宮北口という関西の住みたい街調査で何年も連続でNo.1を取り続けている地域で働けることに誇りをもって、毎日業務を行っています。普段からお客様と接する機会が多い営業スタッフは、自分自身が行ったサービスが、お客様の住みやすさや、この街の評価につながると思うと、身が引き締まりますね。いつも利用される方はもちろん、ご乗車に慣れていない方にも気持ちよく駅を利用していただけるよう応対しています。

藤原

神戸線の沿線には住宅街も多いのですが、学校も点在しています。そのため小学生から高校・大学生まで多くの学生が利用されていますね。朝のラッシュ時などは、多くの大人のお客様に混じって、小学生がご乗車されることもありますので、安全な扉開閉のタイミングや、聴きとりやすいアナウンスをするよう常に気を配っています。また乗務時間中は、電車に乗る数百人の命を私と運転士がお預かりしているという気持ちをもって、毎日の業務に臨んでいます。

中村

学生だけでなく、社会人や、ご高齢の方など、誰もが阪急電車を生活の一部として利用されています。電車の運転中に、ホームや車内で時折お見かけする皆さんの姿から、私たちが暮らしを支えていることを実感できる瞬間があります。
停車時に「ありがとう」と声をかけてくださる方、運転席の後ろから手を振ってエールを送ってくれるお子様。その全員を心地よく目的地までお届けすることが運転士である私の使命ですね。

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theme 02 安全運行に欠かせないのは
日々の努力

中村

安全運行に必要なことは、特別に何かを行うということではないと思います。
運転士であれば、運転士同士の普段の何気ないコミュニケーションで情報を共有しながらミスを防いだり、車掌や駅係員との連携を丁寧に行ったり…。
業務として、当然やらなければならない基本動作を、継続していくことこそが実は何よりも大切。その場でただ一度、何かを頑張るのではなく、コツコツと日々気を抜かずに続けることが、安全運行につながっているのだと思います。

藤原

そうですね。いざという時にも普段からの積み重ねが大切です。車掌の仕事も、丁寧な仕事の繰り返しです。中村さんはご存知だと思いますが、神戸線では制服のポケットの中に電車の運行に必要な確認事項をまとめたカードを持っているんです。もちろん、業務に必要な知識は頭に入れていますが、イレギュラーな事態や機会の少ない乗務系統を担当する時に、とっさに判断することが難しい時もあります。そんな時にこのカードが役立つんです。これは先輩方から受け継がれているもので、作ってくれた方には本当に感謝しています。

今井

いいですね。私の担当している駅には、営業スタッフは私だけなので、そうした他の営業スタッフとの連携が取れるのは羨ましいです。毎日、駅の窓口応対業務を一人で担うので、いざという時には自分一人で対処できるように毎日勉強やシミュレーションをしています。
先日、駅でご気分が悪くなった方がいらっしゃった時は緊張しました。手当や病院への手配など、頭を働かせながら応対を行うのはとても大変でしたが、一人でやり遂げられた時は自分の成長を少しだけ感じられました。
営業スタッフ一人の駅での業務でも寂しさを感じないのは、神戸線のスタッフ皆さんが温かく接してくれるからだと思います。見習中にお世話になった上司も、何かと私を気遣ってくださいますし、見習中につきっきりで仕事を教えてくださった先輩には、今でも深く感謝しています。

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theme 03 業務を全うするために
自律した日々を過ごそう

藤原

現業職の仕事は勤務時間が不規則ですよね。皆さんはどうやって乗り切っていますか?私の場合は、体調管理には特に気を遣っています。休める時はしっかり休んで、睡眠時間も長めに取ることを心がけています。その他、皆さんが実践していることはありますか?

中村

運転士の仕事は本当に繊細です。ブレーキひとつにも細心の注意が必要ですから。いつでも最高のパフォーマンスを発揮するためには、実は“仕事をし過ぎない”ことが大事なんだと思っています。根を詰めて遅くまで残業して、その後に早朝勤務、なんてことになるとやはり体調を崩しやすくなりますし、心も疲れてきます。当然、こうした不調は普段の何気ない業務にも現れてしまいます。お客様もそういった点をしっかりと見ていられますからね。
当たり前の仕事を、当たり前のように毎日続けていくためにはやっぱり、自らすべきことを把握し、計画的に毎日を管理していくことが大事なんです。

今井

体調管理は本当に大切ですね。早朝でも深夜でも、駅のサービスに違いがあってはいけませんから。いつでも同じようにお客様と接するためには、心身を良い状態に保ち続けることが大切です。さらに私の場合は、失敗しても落ち込みすぎないようにしています。小さな失敗で長く落ち込んでしまうと、他のお客様への応対に影響するかもしれませんしね。これが私の秘訣です。これから、自分に後輩ができた時にもアドバイスとして「自分の芯を持つこと」、それから「いつでも明るくお客様の前に立つこと」は自信を持って伝えていけると思います。

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